七宝焼 Tag

以前「作り手をたずねて」にてご紹介致しました七宝焼き、 その根付が通販サイトに登場です! https://kyoto-iwaishop.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=2445623 てまり七宝根付 ¥2600+税  梅・菊・星・薔薇の4柄 光沢と透明感のある華やかなこの根付は、プートを付けて帯飾りにしてみたり もちろんそのままストラップとして使うのもおすすめです。 可愛い箱に入っているのでプレゼントにもいいですね。 夏ももう終わりに近づいていますが、まだまだ暑い日は続くようです。 涼しげな根付と共にこの夏の終わりを過ごしてみるのはいかがでしょうか。...

新緑の季節から次の季節へ向かう今日この頃になってきましたね。 本日は、新作 シルク素材のミニスカーフのご紹介です。 https://kyoto-iwaishop.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=2407808 HANA宴(はなうたげ)ミニスカーフ あじさい ¥4,200+税 シルク100%のツイル生地に、淡く美しいあじさいを京都で染め上げました。 クールなブラックと涼しげなホワイトの2色展開です。 着物の下絵から発想をえた、手描きの優しいタッチが上品な1枚です。 絹らしい淡く綺麗な色使いにもこだわりました。 サイズは約53㎝幅のミニサイズで、これからの冷房対策にもおすすめです。 透明感ある七宝焼の根付と合わせてギフトにも。てまり七宝根付¥2,600+税 現在、京極店、京都駅店、通販サイトにて販売中です。 ぜひ店頭でご覧くださいませ。 店舗リストhttp://kyoto-iwai.co.jp/?page_id=310#list01 ...

  七宝焼きは、金属の土台にガラス質の釉薬を焼き付ける日本の伝統工芸です。 まるで宝石のような深みのある鮮やかな色彩が魅力です。   今回は、京都の七宝焼き職人のもとへ。 京都駅より東、自然の豊かな住宅街の中に工房はありました。 こちらでは、井和井オリジナル根付の「てまり七宝」を作っています。     七宝焼きは、銀線を使い絵柄を仕切る有線七宝が有名ですが、 今回ご紹介する「てまり七宝」の技法では、型を用いて銀をプレスした土台を使用します。 まず、土台に色ガラスの釉薬を細部まで丁寧にのせていきます。   直径2㎝の土台に何色もの釉薬をのせていくのは、息をするのがためらわれるほど繊細な作業です。 隣り合った色が混ざらないように、釉薬のおく順番や焼成のタイミングも計算しているとのこと。     さらに、緑の釉薬ひとつとっても数種類あり、色と色の相性が悪いと割れてしまうこともあります。 職人も慣れるまで何回失敗したことか、と笑って話してくれました。     釉薬をのせ終えたら、焼成前に一度乾かします。 ここで水分が残っていると、釉薬がはじけてしまうそうです。 その後、850度前後の電気炉で焼成します。 釉薬をのせ、焼成を何度か繰り返していきます。   最後に、透明の釉薬を重ねていきます。 焼成すると艶のあるなめらかな表面に。 土台からこぼれた釉薬を研磨して完成です。     この地に工房を構えて30年。 職人の祖父の代から使っている道具たち。   職人の手の中で表情を変える姿に、時間を忘れて見入ってしまいました。            ...